鋳造プロセスコントロールシステム

経験や勘に頼らない鋳造工程のプロセス化を推進

 

 

 

鋳造は5,000年以上の歴史からなる製造方法です。しかし、未だに経験や勘という暗黙知が多く存在します。この見えない部分があるため溶解工程の管理が難しく、品質管理のバラツキや低い歩留まりの原因となっています。

ノバキャストは、これら経験則をコンピュータといわゆるエキスパートシステムを用い、より科学的で再現性の高い工程管理を実現するシステムを提供します。

ATAS MetStar（順応型熱分析システム）

先進の熱分析装置ATAS

従来の熱分析や科学分析では、溶湯が鋳型内でどのような挙動をするかに関しての情報は得られませんでした。ATASでは、それに関連する溶湯管理に最も大切な、核生成や黒鉛晶出のデータを測定します。それにより、鋳造欠陥のみならず、あらゆる溶解工程、適切な材料の選択、その他の管理が可能になります。サンプルのデータは自動的に蓄積され、溶湯をデータ、数値として管理できるようになります。溶解工程や材料などを変更した場合でも、今までは見えなかった部分が、数値として分かります。そのため、溶解作業を標準化し、より最適な工程づくりをする事ができます。
溶解担当者も、今まで見えなかった部分がデータ、数値でわかるようになるため、より冶金に対しての興味、知識が向上します。

冷却曲線例

ATAS MetStarカタログはこちら。